指導者紹介

指揮者

オーケストラアドヴァイザー

阪 哲朗 先生

 京都市出身。京都市立芸術大学作曲専修にて廣瀬量平氏らに師事。卒業後、ウィーン国立音楽大学指揮科にてK.エステルライヒャー、L.ハーガー、湯浅勇治の各氏に師事。欧米での客演が数多く、ドイツはもとより、ヨーロッパ各地の歌劇場における過去25年間に指揮した舞台作品数は約70演目、通算公演回数は1000回以上にのぼる。日本ではNHK交響楽団をはじめ各地の主要オーケストラ、新国立劇場、二期会などのオペラ団体を指揮している。また、山形大学での公開講座や、国立音楽大学、東京芸術大学より招かれるなど後進の指導にも力を注いでいる。

 これまでに、ビール市立歌劇場専属指揮者、ブランデンブルグ歌劇場専属第一指揮者、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者、アイゼナハ歌劇場音楽総監督、山形交響楽団首席客演指揮者、レーゲンスブルク歌劇場音楽総監督を歴任。2019年より山形交響楽団の常任指揮者、2023年度4月よりびわ湖ホール芸術監督、及び京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻の教授を務める。2025年3月、令和6年度(第75回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

 

 立命館大学交響楽団とは2004年創立50周年定期演奏会で客演指揮者として招聘以来、20年以上の緊密な関係を築いている。定期演奏会、地方公演、東京公演などで数多く共演し、成功を収めている。

オーケストラトレーナー

中橋 健太郎左衛門 先生

 大阪府出身。桐朋学園大学音楽学部卒業。

 新国立劇場において2011年までプロンプター、副指揮など音楽スタッフとして契約。

 これまでに各地で、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」、「チェネレントラ」、「カルメン」、「リータ」、「ルチア」、「椿姫」、「リゴレット」、「ファルスタッフ」、「タンホイザー」、「ローエングリン」、「ラインの黄金」、「ヘンゼルとグレーテル」、「ラ・ボエーム」、「蝶々夫人」、「ジャンニ・スキッキ」、「つばめ」、「トゥーランドット」、「ナクソス島のアリアドネ」、「アラベッラ」、など幅広くオペラ全幕を指揮。

 2014年10月、R.シュトラウス「アラベッラ」全曲舞台上演にて、神奈川フィルハーモニー管弦楽団を指揮。

 2020年11月、栃木県足利市のプロフェッショナルオーケストラ「足利カンマーオーケスター」第16回定期演奏会に招聘され指揮。

 又、藤原歌劇団に於いては、下記のように指揮者として継続的に起用されている。

 2018年〜2024年、メノッティ作曲「助けて、助けて、宇宙人がやって来た!」(演出 岩田達示)。

 2021年11月「ヘンゼルとグレーテル」(演出 小澤慎吾)。

 ピアノ奏者としても、びわ湖ホール主催マスタークラスから招聘されるなど活動。

 2017年から2024年まで公益財団法人 日本オペラ振興会 オペラ歌手育成部 講師を務める。

 

 立命館大学交響楽団とは2004年度にオーケストラトレーナーに就任して以来、毎年指揮だけでなくピアニストとしても共演し、20年以上の信頼関係を持つ。定期演奏会、オペラ公演、東京公演等を指揮。